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ダイヤモンドのきらめきを恋う(堂本剛さんに寄せる短歌)

ソーダ水弾けたようなどしゃぶりの雨に溺れる よそ行きの愛

 

寒空で一等光る君のいるそこがおそらく宇宙の果てだ

 

雨粒を涙のかわりに頬で受け にじむ世界に咲く赤は花

 

朝ぼらけ遠い記憶のあの笑顔 生きる、生きてるだけでしあわせ

 

ひび割れたビー玉みたいな月を見てダイヤモンドのきらめきを恋う

 

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続きは短歌ではなくただのラブレターです。堂本剛さん、36歳のお誕生日おめでとうございます。

 

 

降り続ける雨粒に打たれて、淡いピンクに染まっていた木はその姿を緑の葉に変えようとしています。あなたは今年もソメイヨシノを見たでしょうか。奈良に植えられたあなたの桜は、この春も凛々しくきれいに咲いていました。

2006年2月3日、あなたがオレンジ色をしたアディダスのジャージを着て歌う姿を見ました。後ろ手を組み、にこりともせずに歌うあなたは、もしかすると緊張していたのかもしれません。モノクロの画面が鮮やかに色づいた瞬間、わたしの世界も色づいたように思えました。それまでただのアイドルとしか認識していなかったあなたの存在に、このとき初めてまぶしさを覚えました。そのまぶしさは鮮烈な意識としてわたしの心に根付きました。

京セラドームで初めてあなたを見たとき、笑った顔が好きだと思いました。どうしようもなく惹かれました。それからこの9年の間に見たあなたは、どんな場所にいても変わらず笑っていました。場所が変わり、名前が変わり、歌う歌が変わり、ひとりのときも、ふたりでいても、あなたはあなたでした。その笑顔をとてもいとおしく感じました。その場所を、となりにいる人を、信頼を寄せる仲間を、あなた自身を大切にしてほしいと思いました。

素直に生きるあなたを尊敬しています。いつまでもしあわせであることを願っています。明日もあなたが笑っていますように。36歳のお誕生日おめでとうございます。